偉人の陰にあだ名あり vol.10

はじめに

今回はあだ名シリーズ第10弾として、織田家家臣のあだ名を紹介します。

①柴田勝家

1人目が柴田勝家です。織田家の有力家臣の1人です。
のちに秀吉が「羽柴」姓を名乗る際、この人物から一文字名前をもらうことになります。大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、山口馬木也さんが演じています。

そんな柴田勝家のあだ名は「かかれ柴田」です。戦の際は先陣を切って敵陣に突っ込む、いわば切込隊長のような役割を果たしていました。


『キングダム』のキャラクターで例えるなら、蒙武やヒョウ公(※「ひょう」の字が出ないため、カタカナで表記しています)に近いかもしれませんね。

②佐久間信盛

2人目は佐久間信盛です。織田家の筆頭家老で、信長が若い頃から仕えていた人物です。「豊臣兄弟!」では菅原大吉さんが演じています。

そんな佐久間信盛のあだ名は「退き佐久間」です。こちらは柴田勝家とは逆で、撤退する時には殿(しんがり)を務めて敵を食い止めました。

そんな佐久間信盛ですが、のちに本願寺攻めの失敗により信長から叱責を被り、最終的に自害することになります。
古くから仕えている人物でも業績不振なら容赦無く切り捨てる、信長が恐ろしいですね。

③丹羽長秀

3人目は丹羽長秀です。信長が信頼を置いた家臣で、のちに秀吉はこの人物からも一文字名前をもらうことになります。「豊臣兄弟!」では、池田鉄洋さんが演じています。

そんな丹羽長秀のあだ名は「米五郎左」です。米は「なくてはならない存在」を意味しており、織田家の潤滑油のような役割を果たしていました。

どのような組織でも絶対1人は必要な人材ですね。

おわりに

秀吉がライバルたちを抑え、どのようにのし上がっていくのか、そして「豊臣兄弟!」ではどのように描かれるのか、注目ですね。

参考文献・参考サイト

加来耕三
『戦国武将と戦国姫の失敗学 歴史の失敗学3 -乱世での生き抜く術と仕舞い方-』(日経BP、2023年)