偉人の陰にあだ名あり vol.6

はじめに

今回はあだ名シリーズ第6弾として、「宰相」とあだ名のつく人物を紹介します。

1人目は原敬です。歴史の教科書では「本格的な政党内閣が成立した時の首相」として取り上げられることが多いです。

そんな原敬のあだ名は「平民宰相」です。このあだ名の理由は原敬が爵位を持たない人物だったことに由来しています。

2人目は高橋是清です。大蔵大臣として活躍した人物で、高橋是清の経済政策は「高橋財政」として日本史の教科書では取り上げられます。

そんな高橋是清のあだ名は「ダルマ宰相」です。見た目のほか、何度倒れても起き上がることからこのあだ名がつけられました。

3人目は浜口雄幸です。日本史の教科書では「金解禁やロンドン海軍軍縮条約の批准を実施したときの首相」として取り上げられます。

そんな浜口雄幸のあだ名は「ライオン宰相」です。風貌は確かにライオンのようです。
そのため、支持者の間では、浜口雄幸にライオングッズが贈るのが流行ったと言われています。

あだ名もまた、人となりを表しますね。