SPY×FAMILYと名言 その2

はじめに

「SPY×FAMILY」のアニメが10月から始まります。『SPY×FAMILY』とは西国(ウェスタリス)の諜報員、コードネーム<黄昏>(オペレーション<梟>ではロイド・フォージャーの偽名を使っています)が殺し屋のヨルと超能力者のアーニャとかりそめの家族を作り、国家統一党党首デズモンドの動きを探る、というミッションを遂行していく、という話でした。
前回はフォージャー家の名言を紹介しました。そこで今回は、原作の中でお気に入りの名言を紹介します。

※注意 以下、原作のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

①おすすめの名言その1 (『SPY×FAMILY』1巻より)

「“影なき英雄”よ 君たち諜報員(エージェント)の活躍が日の目を見ることはない。勲章もなく新聞の片隅に載ることもない。だがそれでもその骸の上に人々の“日常”が成り立っていることを忘れるな

これは<黄昏>に与えられたオペレーション<梟>の結びの一言です。
この言葉に通じるのが、上杉謙信のこの名言です。

「武名を知られなくても自らわかっていれば恨むことはない*1
 *1  『歴史人』2022年3月号(ABCアーク、2022年)

②おすすめの名言その2 (『SPY×FAMILY』1巻より )

「誰かのために 何かのために 過酷な仕事に耐え続けることは 普通(なみ)の覚悟では務まりません。誇るべきことです」

これはホームパーティーでカミラ(ヨルの同僚。ロイドを連れてきたヨルに嫉妬していました)がヨルを貶めるため、ロイドにヨルの過去の職業を暴露した時に、ロイドが言ったセリフです。
このセリフに通じるのが吉田松陰のこの名言です。

「志を実践していくには人と異なることを恐れるな*2
 *2 田中章義『日本史を動かした歌』(舞t日新聞出版、2019年)

③お気に入りの名言 その3 (『SPYFAMILY』10巻より)

「無知とは 何と愚かで 何と悪」

これは東西冷戦期、幼なじみ3人の死を知ったロイドが無力感に打ちひしがれていた時に出た言葉です。
この言葉に通じるのが大村益次郎のこの名言です。

「常識を発達せよ 見聞を広くしなければならぬ 小さな考えでは世に立てぬ*3
 *3 『歴史人』2022年3月号(ABCアーク、2022年)

おわりに

『SPY×FAMILY』は名言の宝庫ですね。

参考文献・参考サイト

『歴史人』2022年3月号
(ABCアーク、2022年)
田中章義
『日本史を動かした歌』(毎日新聞出版、2019年)