偉人の「もう一つの顔」

はじめに

人は誰しも色々な顔を持っています。それは日本史に登場する人物も同じです。
今回は文豪たちの「もう一つの顔」を紹介します。

偉人たちのもう一つの顔

例えば、『坊っちゃん』『吾輩は猫である』の作者で、千円札のお札の顔だった夏目漱石は教師をやっていた時期がありました。なお、夏目漱石はのちに作家業に専念します。

また、『にごりえ』『たけくらべ』の作者で、現在の五千円札のお札の顔である樋口一葉は店主だった時期がありました。ただ残念ながら、後に店は潰れてしまいました。

さらに、『舞姫』『山椒大夫』で有名な森鷗外は医者でもありました。どちらかといえば医者が本業で作家は副業だったようです。

そして、『父帰る』『恩讐の彼方に』で有名な菊池寛は社長としての顔も持っていました(ちなみにその会社が『文藝春秋』です)。なお、毎年話題になる直木賞・芥川賞を作ったのも菊池寛です。

おわりに

こうしてみると、文豪も色々な側面を持っていますね。

参考文献・参考サイト

進士素丸
『文豪どうかしてる逸話集』(KADOKAWA、2019年)