心意気の日本史
はじめに
新年度が始まって1ヶ月ほどが経ちました。良くも悪くも新生活に慣れたことで学校や仕事といったルーティンワークに退屈さを感じているかもしれません。
今回はそんな人に送りたい名言を3つ紹介します。
松平定信の名言
1つ目は松平定信の言葉です。徳川吉宗の孫で、寛政の改革を主導した人物として有名です。ちなみに、秋に放送される「大奥2」では、松平定信役を安達祐実さんが演じることが発表されました。
そんな松平定信の名言がこちらです。
「楽しきと思うが楽しきもとなり」*1
*1 『歴史人 3月号』(ABCアーク、2022年)
高杉晋作の名言
2つ目は高杉晋作の言葉です。奇兵隊を作り、第二次長州征討の時に活躍しました。
そんな高杉晋作の辞世の句がこちらです。
「おもしろき こともなき世を おもしろく」*2
*2 『歴史人 3月号』(ABCアーク、2022年)
渋沢栄一の名言
3つ目は渋沢栄一の言葉です。近代資本主義の父と呼ばれ、今日存在する会社の大半を作った人です。2021年の大河ドラマ「青天を衝け」では吉沢亮さんが渋沢栄一役を演じました。
そんな渋沢栄一の名言がこちらです。
「世の中の事はすべて心の持ちよう一つでどうにでもなる」*3
*3 『歴史人 3月号』(ABCアーク、2022年)
おわりに
大事なのは自分の持ちよう。それ次第で状況はいくらでも変えられることを、彼らは私たちに教えてくれます。
参考文献・参考サイト
- 『歴史人』3月号
- (ABCアーク、2022年)